2007 Fiscal Year Annual Research Report
地方における看護職者の継続教育受講の支援モデルの構築
Project/Area Number |
19592425
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Research Institution | Hirosaki University |
Principal Investigator |
一戸 とも子 Hirosaki University, 大学院・保健学研究科, 教授 (10110412)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高梨 一彦 和洋女子大学, 人文学部, 教授 (80197110)
野戸 結花 弘前大学, 大学院・保健学研究科, 准教授 (80250629)
川崎 くみ子 弘前大学, 大学院・保健学研究科, 講師 (60292166)
小倉 能理子 弘前大学, 大学院・保健学研究科, 講師 (20281941)
齋藤 美紀子 弘前学院大学, 看護学部, 講師 (40312508)
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Keywords | 看護職者 / 継続教育 / 生涯学習 / 成人教育者 / 学習環境 |
Research Abstract |
地方における看護職者の継続教育受講の支援モデル構築のための調査に向けて、概念枠組みに基づいて質問紙作成および調査実施計画を立案した。継続教育受講の理論的背景には、生涯学習、成人学習者および学習の概念があり、これらの下位概念が、継続教育受講に影響している要因と考えられた。そこで、これらの概念と、我々が看護職者を対象に継続教育受講への促進・阻害要因についてグループインタビュー(19名、3グループ)した結果をもとに協議した結果、継続教育受講への要因として9カテゴリー((1)受講に関する職場の制度・姿勢、(2)受講に対する職場の雰囲気、(3)自分の状況・能力の見積もり、(4)受講による自分自身にとっての成果、(5)実践に生かせる実感、(6)受講に対する内発的動機、(7)受講に対する自分の考え、(8)自己投資に使える資源、(9)受講のための研修内容・場所)を抽出した。さらに、インタビューで得られたサブカテゴリーと文献検討から、カテゴリー毎に計60項目からなる独自の質問項目を作成し、「あてはまる」〜「あてはまらない」の4段階尺度で回答を求めることにした。また、学習に対する意欲・認識を把握するために、信頼性妥当性が得られている、自己効力感(GSES)、コミットメントならびに認知欲求尺を加えることとした。 調査は、地方における特徴を明らかにするために、青森県内の100床以上の病院に勤務する看護職者を対象とし、対照群として、東京都の100床以上の看護職者に行う。
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Research Products
(3 results)