2008 Fiscal Year Annual Research Report
新卒看護師のバーンアウトに対するアサーショントレーニングの効果
Project/Area Number |
19592426
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Research Institution | Nagano College of Nursing |
Principal Investigator |
鈴木 英子 Nagano College of Nursing, 看護学部, 教授 (20299879)
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Keywords | アサーティブネス / バーンアウト / 新卒看護師 / トレーニング |
Research Abstract |
本研究では、看護師を対象としたアサーティブネストレーニングプログラムを作成し、これを用い無作為化介入試験により大学病院に勤務する新卒看護師にアサーティブネストレーニングを行い、トレーニングのバーンアウト予防への効果を検証することを目的とする。 一昨年までにアサーティブネス・トレーニングプログラムの作成と評価、修正、これを使った新卒看護師の無作為化介入試験のパイロットスタディを行い、アサーティブネス・トレーニングのバーンアウト予防への効果を検討した。 昨年度までに、トレーニングプログラムを修正再作成した。これには、看護管理者及び看護管理職のアサーティブネスの実態及びアサーティブネスになれない状況の調査を行い、新卒看護師の状況設定問題のプログラム作成に役立てた。また、国の政策を受け病院での愚者/看護師人数が変更され、研修時間を時間内に確保することが難しくなった。これにより現実的な時間数で、まず、看護管理職にアサーティブトレーニングをおこない。効果が認められたため、これを参考に新卒看護師の研修時間を検討した。2008年7月に協力の得られた関東の1病院に研究者が出向きトレーニングと調査を行った。新卒看護師約60名を無作為にトレーニング群(30名)と対照群(30名)に分け、RASにてアサーティブネスの評価及びMBIにてバーンアウトの測定を行った。トレーニング群にアサーティブネストレーニングを5時間おこなった。3か月間追跡し2008年10月にアサーティブネスとバーンアウトを調査した。2008年10月調査終了後、アサーティブネス・トレーニングを行わなかった対照群にアサーティブネス・トレーニングを行った。本年度は、データ整理、解析、論文作成をおこなう。
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Research Products
(5 results)