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2009 Fiscal Year Annual Research Report

軽度発達障害児と家族のためのソーシャルサポートシステムの開発と運用

Research Project

Project/Area Number 19592490
Research InstitutionTottori University

Principal Investigator

南前 恵子  Tottori University, 医学部, 准教授 (30252878)

Keywords発達障害 / ソーシャル / 療育相談 / 電子メール / 家族支援
Research Abstract

昨年度に引き続き、発達障害のある子どもを育てている家族への支援としての電子メールでの療育相談の有用性の評価と保育士・幼稚園教諭や小学校教諭が発達障害児と関わる際に感じる困難感を明らかにすること、保育園・幼稚園、小学校、行政の専門職種間の連携上の問題点を明らかにすることの3点を目的に研究を遂行した。
電子メールを使用した個別療育相談を継続して実施している。相談内容は少なくなり、経過報告にとどまることが多くなっているが、対象者からはいつでも相談できる安心感があると評価されている。定期的に連絡を取るか、対象者が必要と感じたときだけでよいかなど対象者にあった相談窓口の開設を検討する必要があると考えられる。
発達障害児と関わる専門職の困難感と専門職種間の連携に関してはアンケート調査で明らかになったことを基にして、インタビュー調査を行つている。保育士・幼稚園教諭、小学校教諭、保健師は立場は異なるが、何らかの困難感を抱えていることがさらに明確になった。
発達障害の子どもや、具R-ゾーンの子どもの支援システムはほ整備されているが、システムとしての機能を果たせない部分がある。特に保護者の理解を得ることの難しき、お互いのスケジュール調整、発達障害児への理解度の違いなどから関係機関との意思疎通を図ることの困難さがある。
さらにインタビューを行い内容を詳細に分析することによって、専門職種間連携の問題点が明確になると考えている。

  • Research Products

    (2 results)

All 2009

All Presentation (2 results)

  • [Presentation] 発達、行動面で気になる子どもへの気づきと対応-幼稚園・保育園の職員へのアンケート調査より-2009

    • Author(s)
      南前恵子
    • Organizer
      第56回日本小児保健学会
    • Place of Presentation
      大阪国際会議場
    • Year and Date
      2009-10-31
  • [Presentation] 発達障害のある子どもの支援に伴う保育者の困難感-幼稚園・保育園の職員へのアンケート調査より-2009

    • Author(s)
      中田峰子, 南前恵子
    • Organizer
      第56回日本小児保健学会
    • Place of Presentation
      大阪国際会議場
    • Year and Date
      2009-10-30

URL: 

Published: 2011-06-16   Modified: 2016-04-21  

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