2008 Fiscal Year Annual Research Report
先天異常児が疑われる妊婦・家族の出産・育児準備と支援する看護職の困難感について
Project/Area Number |
19592493
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Research Institution | Yamaguchi University |
Principal Investigator |
村上 京子 Yamaguchi University, 大学院・医学系研究科, 准教授 (10294662)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
辻野 久美子 山口大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (60269157)
塚原 正人 山口大学, 副学長 (20136188)
飯野 英親 山口大学, 医学部附属病院, 副看護部長 (20284276)
沓脱 小枝子 山口大学, 大学院・医学系研究科, 助手 (50513785)
伊東 美佐江 川崎大学, 医療福祉学部, 准教授 (00335754)
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Keywords | 先天異常 / 出生前診断 / 超音波検査 / インフォームド・コンセント / 看護職 / 育児 |
Research Abstract |
先天異常児が疑われる妊婦・家族の出産・育児準備と支援する看護職の困難感について把握するため、(1)周産期・小児期の看護職への実態調査、(2)バースプラン(妊娠・出産ケア計画)の作成、(3)まとめを実施した。 1.周産期(妊娠・出産)、NICU、小児病棟の看護者に対し、先天異常児と関わった経験、看護を行う上で困難に感じたことについて実態調査を行った。 「山口県救急医療情報システム」の病院・診療所検索において、「産科」「小児科(専門)」で検索された132施設に調査を依頼した。54施設より回答があり、了承の得られた20施設318名の看護職に質問紙調査を実施した(34施設は実情に合わない・閉鎖などの理由により実施しなかった)。有効回答数は251名であり、平均年齢は36.4歳、看護師154名、助産師84名、准看護師13名であった。これらのうち、「出生前診断の内容に関する相談を受けた」経験がある者は50名(19.9%)あり、「胎児の異常がある中絶時のケア」114名(45.4%)、「胎児の先天異常が疑われる妊婦のケア」74名(29.5%)、「出生時(後)に先天異常が疑われたケースのケア」166名(66.1%)、「遺伝性疾患患児のケア」53名(21.2%)がケアの経験を持っていた。 2.先天異常に対する妊婦の出産・育児準備に対する意識について、分析・まとめ・成果発表を行った。 3.先天異常児が疑われる妊婦・家族の出産・育児準備に対するバースプラン(妊娠・出産ケア計画)のフォーマットを文献をもとに作成中である。
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Research Products
(2 results)