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2008 Fiscal Year Annual Research Report

再発期肺がん患者の家族の情緒的安定を支援するプログラムの開発と評価

Research Project

Project/Area Number 19592517
Research InstitutionOsaka Prefecture University

Principal Investigator

林田 裕美  Osaka Prefecture University, 看護学部, 准教授 (10335929)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 田中 京子  大阪府立大学, 看護学部, 教授 (90207085)
橋弥 あかね  大阪府立大学, 看護学部, 助教 (00457996)
竹下 裕子  大阪府立大学, 看護学部, 助教 (10437668)
梶村 郁子  大阪府立大学, 看護学部, 助教 (40521498)
Keywords肺がん / 再発 / 家族 / サポートプログラム / サポートグループ / がん看護
Research Abstract

本研究の目的は、再発期肺がん患者の家族の情緒的安定を支援するサポートプログラムを開発、実施し、プログラムの効果を明らかにすることである。また、今後の発展に向けてサポートグループの運営における課題を検討することである。本年度の目標は、(1)プログラムの効果の判定を行い、(2)安定的にサポートプログラムの提供ができる体制をつくるために、プログラム内容及び運営方法における課題を検討することであった。プログラム提供の場の企画を行ったが、対象者の確保が難しく、プログラム内容の検討を行い、セッションの回数を3回から2回とし、1回の所要時間を90分から120分とした。また、対象者を再発期肺がん患者の家族としていたが、肺がんの初回治療を行う患者や家族からも参加の申し出があり、初発の肺がん患者の家族も含めることとした。これによる対象者の確保(5名、平均年齢47.8歳)ができ、プログラムの提供を実施できた。プログラムの効果について、プログラム提供前、提供直後、提供2週間後の時点で、気分、不安、自己効力感、対人ストレス、ソーシャルサポートを既存の尺度によって測定した。すべての尺度において、プログラム提供直後に改善が見られるものの、2週間後には提供前のレベルに戻っており、効果の継続が見られなかった。プログラム提供の方法を変更したことによって、性急にプログラム内容の理解を促してしまった可能性がある。しかし、対象者からはプログラム内容や運営についてよい評価が得られており、「また集まれるようにしてほしい」「このような会は必要である」など、サポートグループの継続的な活動を求めていた。居住地域に肺がんだけの患者・家族会や、対面での専門家が介入するプログラムの提供がなかったためと考えられる。プログラム提供については、実施施設でも必要性を感じており、提携しながらの運営を模索している。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Remarks (1 results)

  • [Remarks]

    • URL

      http://www.nursing.osakafu-u.ac.jp/center/project_1.html

URL: 

Published: 2011-06-16   Modified: 2016-04-21  

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