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2008 Fiscal Year Annual Research Report

脳卒中後遺症としての痛みやしびれに対する代替療法に関する研究

Research Project

Project/Area Number 19592519
Research InstitutionKobe City College of Nursing

Principal Investigator

登喜 和江  Kobe City College of Nursing, 看護学部, 准教授 (00326315)

Keywords脳卒中後遺症 / 痛み / しびれ / 代替療法
Research Abstract

本年度は、脳卒中患者の活動中における脳波の変化と痛みやしびれの変化からその様相を明らかにすることを目的に研究を進めた。なお、研究活動内容は、研究代表者の所属機関の倫理委員会の承認を得て実施した。
実験の実際:参加者は、脳卒中患者で痛みやしびれのある8名(男性5名、女性3名)である。データ収集は、参加者が楽しいと感じている活動中の脳波を測定した。活動内容は、囲碁、トーンチャイム、フライングディスク、カラーコーディネイト講習会(講義・実習)であった。活動時間は、平均40.0分であった。痛みやしびれの程度はVASを用いて、活動前・中・後に聞き取りを行った。
上記の実験結果については、専門家の意見を求めながらデータ整理、分析を進めている。現段階での分析結果から、活動による脳波の変化は活動中リラックス度が80%以上の者は、α波がβ波に比べ高い傾向が見られたが集中度との関連は見られなかった。また、2名を除いては活動中のVASは活動前に比べ有意に低下していた。これらのことから、任意の活動では集中活動とリラックス活動とが見られα波とβ波の変化を測定する簡易脳波計では相反する結果の波形の可能性も考えられる。今後、これらのことを念頭に多彩な活動中のデータを収集するとともに、効果判定のための活動の選定について検討していく必要がある。

  • Research Products

    (1 results)

All 2008

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 簡易脳波計によるrelaxation評価の可能性2008

    • Author(s)
      登喜 和江
    • Organizer
      第35回 日本脳神経看護研究学会
    • Place of Presentation
      広島
    • Year and Date
      2008-09-14

URL: 

Published: 2010-06-11   Modified: 2016-04-21  

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