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2009 Fiscal Year Annual Research Report

脳卒中後遺症としての痛みやしびれに対する代替療法に関する研究

Research Project

Project/Area Number 19592519
Research InstitutionKobe City College of Nursing

Principal Investigator

登喜 和江  Baika Women's University, 看護学部, 教授 (00326315)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 山居 輝美  大阪府立大学, 看護学部, 助教 (50326287)
Keywords脳卒中後遺症 / 痛み / しびれ / 代替療法
Research Abstract

本年度は、脳卒中患者の活動中における生理学的指標である脳波の変化と自律神経系の変化から痛みやしびれの変化の様相を明らかにすることを目的として新たなデータ収集法ならびに分析を検討した。
研究の実際:まずは、2名の健康成人に対して活動中に簡易型脳波計およびホルダー心電計を装着し、3種類の活動場面を測定した。活動内容は、散歩、体操、マッサージである。活動時間は30分~60分であった。活動中のリラックス度、集中度については測定後に確認した。脳卒中患者に対しては、同様に2名の患者に対して簡易型脳波計およびホルダー心電計を装着して、楽しいと思える活動場面の測定を行った。活動内容は、フライングディスク、トーンチャイムであった。活動時間は、30~60分であった。痛みやしびれの程度は、活動前・中・後に聞き取りを行った。
上記の実験結果については、専門家の意見を求めながらデータ整理、分析を進めている。現段階での分析結果から、被験者が楽しいと感じる活動では脳波上でα波がβ波に比べ高い傾向が見られた。しかし、R-R間隔においては、特徴的なデータは確認されていない。これは、活動内容の統一性が困難だったことも影響要因の一つと考えられる。今後は、活動内容と生理学的指標のデータ解析のあり方についても専門家に意見を求めて、結果の妥当性について検討していく予定である。

  • Research Products

    (1 results)

All 2009

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 脳卒中後遺症としての痛み軽減の様相-簡易脳波計でその変化を探る-2009

    • Author(s)
      登喜和江
    • Organizer
      第36回日本脳神経看護研究学会
    • Place of Presentation
      北海道大学(札幌)
    • Year and Date
      2009-09-01

URL: 

Published: 2011-06-16   Modified: 2016-04-21  

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