2007 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
19592534
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Research Institution | Takasaki University of Health and Welfare |
Principal Investigator |
縄 秀志 Takasaki University of Health and Welfare, 看護学部, 教授 (90254482)
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Keywords | 温罨法 / 周手術期 / 看護技術 |
Research Abstract |
周手術患者に対する腰背部温罨法ケアのエビデンスを構築するために、介入評価研究のデザインを確立することを目的として、予備研究を実施した。 先行研究から導き出された回復の要素および温罨法ケアの効果要素を基に、測定用具を開発し、消化器がんの手術患者20名を対象に、対照群と介入群各10名のデータ収集を実施した。 その結果、介入評価研究のデザインを以下の様に決定した。 対象:胃がんまたは大腸がんの術後患者で、術前に重篤な合併症または治療を実施していない、75歳以下である、ADLが自立している、言語的コミュニケーションに障害がない、自記式質問紙に回答できる者とする。 介入時期:温罨法ケアは術後1病日から3病日までの3日間とする。 Outcome指標: (1)自記式質問紙は、Comfortレベル(痛み、倦怠感、安心感、意欲、体力、気力、関心の広がり)9項目、生活の回復5項目、生活の再構築4項目で構成する。 (2)活動と睡眠(アクチグラフ)の指標は、日中の睡眠時間、夜間の睡眠時間、日中と夜間のリズムとする。 (3)身体的回復の指標は、術後合併症の有無、腸蠕動/排ガスまでの時間、尿量400ml/8h以上になるまでの時間、体温37.5℃以下になるまでの時間、鎮痛薬の使用状況とする。
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Research Products
(3 results)