2008 Fiscal Year Annual Research Report
臨床看護師による術後せん妄のラベリングプロセスに関する研究
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19592537
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Research Institution | Showa University |
Principal Investigator |
大木 友美 Showa University, 保健医療学部, 准教授 (60383551)
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Keywords | 看護学 / 周手術期看護 / 術後せん妄 / 看護判断 |
Research Abstract |
平成20年度は、臨床看護師における術後せん妄のラベリングプロセスについての課題を明らかにするための文献検討および臨床看護師への調査を実施した。 1)文献検討: 昨年度に引き続き、国内外の看護研究により、術後せん妄のラベリングプロセス、とくに周手術期看護における術後せん妄の判断・診断、看護師の判断に関わる場面について記載されているものを調査した。術後せん妄や看護判断の個々をテーマとした研究は若干みられたが、両者を取り扱った研究はなかった。今回の主テーマとなる看護判断についてのその過程に関するものも見当たらなかった。本年度も引き続き検討していく予定である。 2)調査: 外科系病棟看護師への質問紙調査および面接調査を実施した。質問紙調査の内容は、昨年度の基礎的調査結果および文献を参考とした。大学と病院の倫理委員会で承認を得、A大学病院において手術患者が入院する病棟の看護師を対象に質問紙を配布し、190名の回答があった。今後統計学的解析を行っていく予定である。面接調査は、5名行ったがデータが十分でないため、本年度も継続して調査を行う。
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