2007 Fiscal Year Annual Research Report
移住労働者のメタボリックシンドローム罹患状況と食生活の実際
Project/Area Number |
19592586
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Research Institution | Nagano College of Nursing |
Principal Investigator |
田代 麻里江 Nagano College of Nursing, 看護学部, 講師 (80336619)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
神馬 征峰 東京大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (70196674)
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Keywords | 移住外国人 / 外国人労働者 / 在日外国人 / メタボリックシンドローム / ブラジル人 / 高血圧 / 生活習慣 / 食生活 |
Research Abstract |
1. 調査フィールド確保・対象者募集:ブラジル人移住者在住地域内で3会場を選定し借用。派遣会社、学校、教会市役所外国人窓口等で調査参加募集チラシを配布し、申し込み書は、市役所外国人窓口、ブラジル商品店等を通じて回収。募集期間:平成19年11月〜平成20年3月 2. 調査用具と項目:質問紙はすべてポルトガル語に翻訳、バックトランスレーションを実施 〔身体的調査〕メタボリジックシンドローム判定項目、身長・体重、内科医師診察、〔質問紙調査〕Demography、肥満に関る健康知識(Swift,2006)、日常運動習慣(Baecke,1982)、〔食事調査〕24時間思い出し法 3. 調査スタッフトレーニング:身体的計測・採血の担当看護師12人に手技統一,質問紙調査調のサポート担当ブラジル人調査員6人に統一説明、食事調査の担当ブラジル人調査員6人に、フードモデルを使用したインタビュー法を訓練。 4. 本調査:データ収集期間は、平成19年12月29日〜平成20年3月22日。調査参加者に、書面にて研究目的、調査項目、倫理的配慮などを説明し、サインをもって同意とみなした。調査参加者には謝礼を、調査スタッフには賃金を支給。 1)身体的調査および質問紙調査(計6回):応募者総数306入(うち女性47人)、参加者231人(うち女性36人) 2)食事調査(計4回):対象者は身体的調査参加者からリクルート。参加者59人(男性のみ) 5.参加者への結果フィードバック:身体的データ結果は、医師と共にメタボリックシンドローム判定を行い、結果と結果解釈をポルトガル語による説明書に記し、1ヶ月以内にすべての参加者に郵送。 6.データ処理:回収した質問紙調査用紙は、研究者が記入漏れをチェック。不明点については、ポルトガル語通訳者を通じ本人に電話で確認。質問紙調査のデータは順次コンピューターに入力し、データクリーニングを実施。
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