2007 Fiscal Year Annual Research Report
英語教育におけるプログラム・デザインのモデル化:ヨーロッパ共通言語参照枠の応用
Project/Area Number |
19601001
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Research Institution | Ibaraki University |
Principal Investigator |
村中 知子 Ibaraki University, 人文学部, 教授 (30091755)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
永井 典子 茨城大学, 人文学部, 教授 (60261723)
福田 浩子 茨城大学, 人文学部, 准教授 (60422177)
岡山 陽子 茨城大学, 大学教育センター, 准教授 (20396592)
上田 敦子 茨城大学, 大学教育センター, 准教授 (30396593)
佐々木 美帆 茨城大学, 大学教育センター, 准教授 (80400597)
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Keywords | 英語教育 / CEFR / 到達目標 |
Research Abstract |
今年度は、まず英語教育プログラムの立案モデルに必要なパラメターを設定するための基礎研究として文献研究を行い、ヨーロッパ共通言語参照枠を設定するために考察された項目、CEFRの応用例を考察した。 次に、CEFRの活用状況および問題点の調査を次の機関で行った。まず、Council of Europe Language Policy DivisionのアドミニストレーターのJohanna-Panthier氏、European Centre for Modern Languages副ディレクターのSuanna Slivensky 氏に聞き取り調査を行い、CEFRのヨーロッパ各国での応用・活用状況を調査し、CEFRを活用する際の問題点などを討議した。さらに、CEFRを積極的に活用しているUniversity of LausanneのBrigitte Forster Bosicki教授、およびNadia Spang Bovey教授に聞き取り調査し、CEFRのローザンヌ大学での活用方法、CEFRに基づく外国語教育プログラムを立案、実行、維持する上での問題点などを調査した。また、ヨーロッパの高等教育機関の言語教育評議会であるEuropean Language Council、会長のWolfganc Mackiewicz教授(ベルリン自由大学)にヨーロッパの高等教育機関でのCEFRの活用状況などを調査した。同時に、Maria Givonna Tassinari教授にベルリン自由大学でのCEFRの活用例、特に自立的学習のための学習環境などについて聞き取り調査を行った。
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