2007 Fiscal Year Annual Research Report
効果ある臨床遺伝プログラムに向けた課題調査と教材開発
Project/Area Number |
19602005
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Research Institution | Nippon Medical School |
Principal Investigator |
渡邉 淳 Nippon Medical School, 医学部, 講師 (10307952)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
玉井 眞理子 信州大学, 医学部, 准教授 (80283274)
守屋 利佳 北里大学, 医学部, 講師 (80220094)
堂囿 俊彦 東京大学, 医学部, 講師 (90396705)
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Keywords | 臨床遺伝教育 / 遺伝情報 / 臨床遺伝教育プログラム |
Research Abstract |
本研究では、診療場面で遺伝情報を適切に活用できるため、申請2年間に能動的に学習者(医学生)が中心となる臨床遺伝教育プログラムの開発を行う。この臨床遺伝教育プログラムが本邦における医学教育の中に有効となる導入に向けた課題を明確にし、実現可能にするための検討を行うことが課題である。 平成19年度(1年目)は、社会や患者、医療職、担当教員、学習者が臨床遺伝教育にどのようなニーズを感じているかを調査し、臨床遺伝教育プログラムを医学教育に導入する際に生じうる課題を明らかにすることを目的とした。研究代表者を中心に患者(患者会)、教育者、医療職、学生にインタビューを行い、それぞれの方が「遺伝」に関する認識を調査し、医学生が持っている状況と比較した。さらに、本邦における周辺領域の著書や欧米の学会の対応を調査し、欧米と本邦の臨床遺伝教育内容を比較した。平成20年度は、平成19年度の結果を踏まえ、いつ、どのような形で臨床遺伝教育を行うか、どのような手法が良いか検討を加え、教育効果が上昇する臨床遺伝教育の教材を作成、開発し、技法について実践の場に効果を反映できるようにシステムを構築したい。
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Research Products
(4 results)