2008 Fiscal Year Annual Research Report
マカク属(ニホンサル、アカゲザル等)に存在するウイルス抵抗性遺伝子の検索
Project/Area Number |
19650104
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Research Institution | University of Toyama |
Principal Investigator |
山本 博 University of Toyama, 生命科学先端研究センター, 准教授 (00108797)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
浅野 淳 鳥取大学, 農学部, 准教授 (90312404)
足立 伊佐雄 富山大学, 大学病院, 教授
大塚 哲 富山大学, 生命科学先端研究センター, 助教
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Keywords | ウイルス抵抗性遺伝子 / ニホンサル / カニクイザル / コットントップ・タマリン / Primer設計 |
Research Abstract |
1)H19年度につづき、マカク属サルのウイルス抵抗性遺伝子の探索の目的のうちアカゲザルLLC-MK_2細胞および不死化したBLCL(B Lymphoblostoid cell line)よりpoly(I)/(C)を用い細胞を刺激したものとpoly(I)/(C)を用いないノーマル細胞をトリゾールにてTotal RNAを抽出し、Mx遺伝子の探索を目標にアカゲザルのシークエンスを参考に作製したPrimer setを用いてPCR反応により出現するバンド(327bp)について検討を行い、シークエンス解析を行った。 2)今年は、Primerに工夫を加え、昨年と同様に、ニホンサル、カニクイザル、コットントップタマリン(CT)について検査を行った。 3)ニホンサル、カニクイザル、CTについてはMx2遺伝子の確認とシークエンスを解析した。Mx1遺伝子についてはCTは解析中であるが、ニホンサル、カニクイザルは確認と解析を行った。 4)アフリカミドリザルについては検討を継続中である。
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