2008 Fiscal Year Annual Research Report
空気圧を利用した部分荷重トレッドミル歩行装置の臨床試験
Project/Area Number |
19650142
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
黒木 裕士 Kyoto University, 医学研究科, 教授 (20170110)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小林 雅彦 京都大学, 医学研究科, 講師 (20378623)
中川 泰彰 京都大学, 京都医療センター臨床研究センター・臨床研究企画研究科, 研究員 (90293860)
岡 徹 京都大学, 医学研究科, 研究生 (20447923)
森永 敏博 四條畷学園大学, リハビリテーション学部, 教授 (50157913)
中村 孝志 京都大学, 医学研究科, 教授 (10201675)
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Keywords | 空気圧 / トレッドミル / 歩行 / 部分荷重 / 免荷 |
Research Abstract |
研究代表者らは,空気圧による加圧を行って身体を浮き上がらせ下肢にかかる荷重を減じた状態で歩くという発想から,低体力者でも低負荷・低荷重で歩行可能な部分荷重トレッドミル歩行装置(以下、本装置)を開発・作製した.本装置を用いて臨床試験をするためには,研究計画を医の倫理委員会に諮って承認を得る必要がある.昨年(平成19年)度から同委員会で継続審査中である研究計画に対しては意見が付された.その意見に基づいて平成20年6月2日に修正,および10月11日に再修正した.しかし同委員会からは,加圧という特殊な状況を生体に与える事から安全性確認と生体反応の情報および研究資料を収集する必要があり,まだなお修正が必要であると伝えられた.関連する学会等に出席し研究に必要な最新の情報・研究資料を収集する一方で,抜本的に研究計画書を作成し直すために京都大学探索医療センターの協力を得た.2008年12月28日付で同センターに計画書案を提出,2009年1月9日に同センターから回答書が届き,これに基づいて研究計画書を作成して2009年3月30日付で再度,医の倫理委員会に提出した.3月31日現在,まだ許可が下りていないので本装置を用いた測定は行っていない.研究計画ではレーザー血流計CDF-2000を使用して下肢血流を測定する.同委員会から許可が下りた場合にすぐに研究できるよう,このレーザー血流計の操作方法に習熟した.
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