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2007 Fiscal Year Annual Research Report

実用的スプリントパフォーマンス診断システムの開発-直線走を対象として-

Research Project

Project/Area Number 19650172
Research InstitutionNational Institute of Fitness and Sports in Kanoya

Principal Investigator

金高 宏文  National Institute of Fitness and Sports in Kanoya, スポーツトレーニング教育研究センター, 准教授 (40214928)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 瓜田 吉久  鹿屋体育大学, 体育学部, 教授 (50203609)
Keywordsスポーツ / コーチング / スプリント走 / 診断システム / ストライド / 無線式同期装置
Research Abstract

本研究は,2年間の研究期間で,直線スプリント走における1歩毎のストライド・ピッチ・疾走速度を推定するレーザー法の簡易な解析処理システムを構築し,実用的なスプリントパフォーマンスの診断法を開発することを目的としている.
研究1年目である今年度は,「レーザー法の簡易な解析処理ソフトウエアの作成」を行い,その実用性を検討することであった.同時に,デジタルカメラとレーザー速度測定器の無線同期システムの小型化を図ることを目的とした.
簡易な解析処理ソフトウエアの開発は,レーザー速度測定器,ビデオカメラ自体のハードやソフトに改良を加えず,取得されるデータをそのまま活用する点であり,ソフトウエア上で「時間-距離データ」と「時間-映像データ」を同期させて,接地瞬間を読み出すようにした.これにより解析処理作業の効率化,人為的操作によるミスを最小限にして,測定精度のアップを目指した.解析処理画面のイメージは,「時間-画像データ」を手がかりに,「時間-距離データ」に接地地点をプロットしながら,歩数毎の接地時刻,ピッチ,ストライド,速度の推定生データが算出されるようにした.その後,推定生データのフィルタリング処理を施し,パフォーマンス診断へと進むように作成した.なお,同期やゴールタイム等の時間補正もできるように配慮した.結果,解析・結果の出力までに時間が約60分から約10分へと大幅に短縮できた.しかし,映像の拡大機能不足,修正機能,一次的なファイル保存で改善すべき点が明確になった.なお,解析精度に関しては,ソフトウエアの開発の遅延等から次年度への課題として残った.
また,無線同期システムは,BNC端子及びRS-S32C端子を備え,小型(100×65×35,mm)で,定常的な遅延時間(58msec)を有した同期が可能となり,実用性が高まった.

URL: 

Published: 2010-02-04   Modified: 2016-04-21  

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