2007 Fiscal Year Annual Research Report
適応的グリッド型e-Learning環境のためのポータブルユニット群の開発
Project/Area Number |
19650239
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Research Institution | Tokyo Gakugei University |
Principal Investigator |
宮寺 庸造 Tokyo Gakugei University, 教育学部, 准教授 (10190802)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
横山 節雄 東京学芸大学, 情報処理センター, 教授 (20090532)
櫨山 淳雄 東京学芸大学, 教育学部, 准教授 (70313278)
夜久 竹夫 日本大学, 文理学部, 教授 (90102821)
米澤 宣義 工学院大学, 工学部, 教授 (30100390)
森本 康彦 常葉学園大学, 環境学部, 准教授 (10387532)
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Keywords | e-Learning / 学習環境 / ユビキタス / ポータブルユニット群 / 適応的e-Learningシステム |
Research Abstract |
現在e-Learningは,学習ニーズの多様化と連動してその活躍の場を広げている.e-Learning環境や教育資源へのアクセスを得るためのインターネット接続については,ユビキタス化に関する研究が盛んに行われている.しかし,利用する情報端末や所属するネットワークが変わる度に使用するソフトウェア類の導入や各種設定を行わねばならず,困難な作業が強いられる場合もある.これらのことから,情報端末やネットワークに関する単なる選択に止まらず,難解な作業等を必要としない学習環境ユビキタスの実現が重要と考えられる. そこで本研究では,学習者に特殊な知識や難しい作業を要求しない「適応的ユビキタスe-Learning環境の実現」を最終ゴールとする.この実現に不可欠な研究として,本申請課題では主に,e-Learning環境を構成するポータブルユニット群の開発とそのグリッド化に取り組む. 本年度は以下の内容に着手した. 1.e-Learningシステムの構成機能群の分析として,具体的なe-Learningシステムについて,システム構成論的な側面と実際の学習過程観察の双方の視点から,その構成機能群の検討整理を行った. 2.ポータブルユニット群の設計・開発として,情報端末へのソフトウェア類をインストールできないなど,学習環境を構築することが困難な状況について,実際のe-Learningシステムの使用に際して起こりうるケースを検討整理した. 3.学習環境構築が困難な状況の分析として,ケース毎に,学習の成立に必要な最低限の環境を機能群として示し,当該機能間の関係を整理した.
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Research Products
(6 results)
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[Journal Article] SALMS: SCORM-Compliant Adaptive LMS2007
Author(s)
Yasuhiko Morimoto, Maomi Ueno, Isao Kikukawa, Setsuo Yokoyama, Youzou Miyadera
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Journal Title
Proc. the 12th World Conference on E-Learning in Corporate, Government, Healthcare, & Higher Education (E-Learn2007)
Pages: 7287-7296
Peer Reviewed
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