2007 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
19652006
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
櫻井 義秀 Hokkaido University, 大学院・文学研究科, 教授 (50196135)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
土屋 博 北海学園大学, 人文学部, 教授 (30000607)
田島 忠篤 天使大学, 看護栄養学部, 教授 (40179693)
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Keywords | キリスト教 / 日韓宗教文化交流 / 在日コリアン / 信仰継承 / 宗教摩擦 |
Research Abstract |
研究代表者の櫻井は、日本において宗教摩擦及び社会的コンフリクトを発生させている韓国系のプロテスタント、新宗教教団の調査を実施しながら、韓国側研究者と2007年5月済州島で会議、2007年8月には岡山で会議を持ち、今後の調査協力体制の構築を検討した。 なお、研究分担者及び、協力者と共同で行った研究は下記の通りである。 1)櫻井、李賢京は札幌市内のキリスト教会各教派の宣教活動を概観する調査票調査を学生・大学院生と共に実施した。また、李は韓国系教会について事例研究を実施した。 2)中西尋子は在日大韓基督教会の機関調査、及び統一教会渡韓日本人女性信者の現地調査を行った。 3)猪瀬優理、田島は、札幌市の在日コリアン社会を、札幌の朝鮮学校から調査に入り、調査協力可能な世帯を紹介してもらい、信仰継承と家族の役割、日常的な教団活動におけるジェンダーの規制に関してパイロットスタディを行った。本調査は次年度になる。 4)土屋は、日本のキリスト教宣教史のなかでスピリチュアリティの問題を考察する作業を行った。 5)韓国におけるキリスト教宣教史については、基本的な韓国語文献を日本語に抄訳する作業を韓国人留学生に依頼するなどして、基本文献の読解に務めた。 本年度の研究成果は以上の通りであるが、次年度は、韓国側研究者との共同研究会を開催する予定で準備を進めようと考えている。
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Research Products
(16 results)