2007 Fiscal Year Annual Research Report
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19652037
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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| Research Institution | Osaka University |
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Principal Investigator |
萬宮 健策 Osaka University, 世界言語研究センター, 講師 (00403204)
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| Keywords | スィンディー語 / パキスタン / インド / 現代インド・アーリヤ諸語 / 社会言語学 |
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| Research Abstract |
本研究では、スィンディー語がおかれている現状把握および、スィンディー語の文法記述を主たる目的としており、初年度である今年度は、夏期休暇中にパキスタンおよびインドにおいて現地調査を実施した。現地でのスィンディー語研究者との意見交換を実施したほか、日本では得難いスィンディー語文法に関する疑問点が明らかになった。また、スィンディー語サンプルとして、ネイティブによる自己紹介等の映像を記録することができた。こうした資料は、今後のスィンディー語文法に付属する補助資料として利用する予定である。今回の現地調査の成果を元に、スィンディー語文法については記述を開始した。最終年度までに出版およびホームページ上で公開する予定であり、その一部を、個人のホームページ上に公開を始めている(http://www18.ocn.ne.jp/-miyankm/)。同時に、学科のホームページ上でも、現地事情紹介のページとして情報の一部を公開し始めている。
文法については、最終年度をめどに刊行を目指している。文法説明については、今年度の現地調査を通じて充実させることができたため、2年目、最終年度の2年間で、例文等を充実させ、実用的な文法書の作成を目指す。その際には、ウルドゥー語など近隣言語に関する知識を有するものに対し、対照が可能となるような説明を心がける。同時に、日本では紹介されることが少ないスィンディー語話者地域の状況を明らかにできるようなホームページの更なる充実を図る。なお、初年度に得られた成果については、2008年3月に「地政学的研究」国際シンポジウムでの研究発表を行うとともに、2007年9月および12月には、JTBカルチャーサロン(梅田教室)における講座においても、現地の状況を紹介する機会を得た。
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Research Products
(2 results)
