2007 Fiscal Year Annual Research Report
「経済英語」教育ないし英語経済学論文執筆促進教育の為の基礎研究
Project/Area Number |
19652051
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
秋田 次郎 Tohoku University, 大学院・経済学研究科, 教授 (10302069)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
DOLAN Daniel 東北大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (00288234)
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Keywords | 英語教育 |
Research Abstract |
【平成19年度の成果報告】 「微視的な要素(冠詞、時制等の文法要因、語彙、接続語等の用法の要因その他)と巨視的な構造(論文全体の構造、議論の配置、強調)との双方に関して、典型的文例の収集・特定・調査と解析、経済学大学院生の英語力調査等の証拠に基づいた(エビデンス・ベーストな)分析によって特定」する為、研究代表者と研究分担者とで連携しつつ、調査項目を検討し、試験的調査を行い、当初の予備的コンジェクチャーの詳細を特に微視的要素の検討につき変更修正した。 ※「微視的な要素」関連部分について 「微視的な要素(冠詞・数詞、時制等の文法要因、語彙、接続語等の用法の要因その他)」につき、「経済英語」の典型的文例を経済学の諸分野の文献・論文に取材して実際に調査した。また関連の内外の英語文法書はじめ諸文献を検討し被験者側の理解枠組みの整理に努めた。これらに基づき試験的な調査項目を暫定的に設定したが、試験的調査により被験者側の理解枠組みは当初の予想を修正すべき蓋然性が高まり、調査項目を調整ないし再検討する事に努力を傾注した。 ※「巨視的な構造」関連部分について 「巨視的な構造(論文全体の構造、議論の配置、強調)」については、実際の「経済英語」の典型的文例に照らして実証的に調査し、また日本人学生にとって何が障壁となるのかについても実際に調査に基づいて知見を得る事を本研究では企図するが、平成19年度には経済学、経営学、会計学の分野に関連する文例調査(林/ドーラン2007等)および調査項目の検討を行い、次年度のより本格的調査段階に備えた。
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Research Products
(1 results)