2008 Fiscal Year Annual Research Report
「経済英語」教育ないし英語経済学論文執筆促進教育の為の基礎研究
Project/Area Number |
19652051
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
秋田 次郎 Tohoku University, 大学院・経済学研究科, 教授 (10302069)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
DOLAN Daniel 東北大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (00288234)
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Keywords | 英語教育 |
Research Abstract |
【平成20年度の成果報告】 英語論文執筆指向型の経済学大学院英語教育の内容と実施体制につき研究代表者と研究分担者とで前年度の試験的検査等を踏まえて協議検討の結果、ESP (English for Specific Purposes)の一環としての所謂Writing Center組織を通じての教育に有用となる事に焦点を絞って微視的な要素と巨視的な構造に検討を進め、併せて内外のWriting Center組織の実態についても調査を行った。 ※「微視的な要素」・「巨視的な構造」関連部分について 「微視的な要素(冠詞・数詞、時制等の文法要因、語彙、接続語等の用法の要因その他)」につき、引き続き「経済英語」の典型的文例を経済学の諸分野の文献・論文に取材して実際に調査した。特に、Writing Center組織を通じての実践的教育を念頭に、論文アブストラクト、イントロダクション、結論部分等の限定された執筆状況下で、必要度が高い、時制用法、定冠詞用法について、純粋理論と応用分野の双方の様相を兼ね備える貿易理論の分野に絞って徹底調査し、Writing Centerのインストラクターの訓練マテリアル作成の基礎作業を続け、最終年度に備えた。 ※Writing Center組織関連部分について ESP (English for Specific Purposes)の一環としての所謂Writing Center組織での実践を念頭においた教程開発を目指し、米国ワシントン大学のBusiness Writing Center、同English Department Writing Center、東京大学のALESS Writing Center(科学実験英文報告が主眼)を実地見聞し、経済学の分野で、しかも日本で実施する際の資源的制約、将来展望について検討した。
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Research Products
(2 results)