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2007 Fiscal Year Annual Research Report

日本人英語学習者の語用論的能力習得のためのeラーニング教材開発

Research Project

Project/Area Number 19652054
Research Category

Grant-in-Aid for Exploratory Research

Research InstitutionTokyo Medical and Dental University

Principal Investigator

山下 早代子  Tokyo Medical and Dental University, 留学生センター, 教授 (90220334)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 川手 ミヤジェイエフスカ恩  聖学院大学, 人文学部, 講師 (60398542)
グティエラス ティモシー  東海大学, 外国語教育センター, 講師 (50411260)
Keywords語用論 / eラーニング / 発話行為 / 異文化間語用論 / インターネット / バーチャル空間 / セカンド・ライフ / CALL教育
Research Abstract

本研究の平成19年度の目標は基礎データの収集と整理である。具体的には、
1)体系的基礎データの作成:語用論およびeラーニングの最新の研究動向を整理する。
2)パイロット調査:英語圏生活経験のある日本人、日本在住の英語圏出身者に対して、発話行為を中心とする話題に関しての失敗談や誤解などについて聞き取り調査を行い、アンケート調査を行う。
3)eラーニング教材の調査:異文化間語用論理解のために最適なeラーニング教材とその方法を調査する。
4)バーチャルな素材の調査:アニメーションやゲーム等を教材へ応用することの効果を検討する。
の4点である。その結果、
(1)国内、及び海外で発表されている異文化間比較語用論関係の論文の主要なものを収集し、整理した。また国内外の最新の研究動向を探るため、世界語用論学会(7月)、JALT全国語学教育学会(11月)、Thai TESOL(08年1月)に分担で参加し、新しい理論や教授法に関する情報を集めた。
(2)聞き取り調査とアンケート調査を行ったが、カテゴリー別の一覧表作成は次年度の課題とした。
(3)CALL関係の学会、CASTEL/J国際会議(8月)、CALICO国際学会(3月)に参加して情報収集したほか、インターネットで関連サイトを調べた。
(4)e-ラーニングのための教材提示方法の中で、本年度は現在世界的に注目を集めているコンピュータ上のバーチャル空間「セカンド・ライフ」のCALL教育への応用の可能性を詳細に調査した。SLの教育への応用は世界的にも始まったばかりなので、海外の動向をいち早く取り入れた本研究は日本の英語教育の中で先駆的となる。
上記の他、2の結果を参考に異文化間の誤解場面をスクリプト化し、次年度の教材試作に向けての準備とした。なお、研究協力者としてネルソン・フォレスト(東海大学)が加わり、主にCALL教材の実際の運用面についてグティエラスとともに研究を担当した。(798字)

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Published: 2010-02-04   Modified: 2016-04-21  

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