2008 Fiscal Year Annual Research Report
高齢化する在米被爆者の心理社会状況と外傷体験の長期的対処過程に関する研究
Project/Area Number |
19653057
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Research Institution | Kwansei Gakuin University |
Principal Investigator |
池埜 聡 Kwansei Gakuin University, 人間福祉学部, 准教授 (10319816)
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Keywords | 在外被爆者 / 在米被爆者 / 広島、長崎 / トラウマ / ライフレビュー / 移民 / 帰米 / 日系アメリカ人 |
Research Abstract |
標記研究課題に関する平成20年度に達成された研究実績を下記の通り報告する。 1. ライフレビュー・インタビューの完了と学会発表:NPO法人「北米在外被爆者の会(NABS)」の協力によるライフレビュー・インタビュー計23名を完了。インタビューは逐語録化され、質的分析ソフトMAXQDAによって継続中。データ分析の一部は、2008年11月、International Society for Traumatic Stress Studies(ISTSS)において発表した。 2. サーベイ調査のデータ分析:135名のデータ分析を継続。このデータ分析に基づき論文1本を推敲(「高齢化する在米被爆者の実態調査:被爆による身体的・心理的・社会的影響の包括的理解と政策および研究課題」)。『人間福祉学研究』に投稿済み。もう1本の論文のドラフト(「在外被爆者支援事業再考:在米被爆者のサービス利用状況に着目した援護政策提言」)を完成。 3. 著書原稿作成:仮タイトル“Falling through the Cracks of Two Nations:Aging Japanese American Atomic-Bomb Survivors"の原稿執筆。
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Research Products
(1 results)