2007 Fiscal Year Annual Research Report
トライアンギュレート法を用いた地域連携実習カリキュラムの教育効果測定と改善
Project/Area Number |
19653090
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Research Institution | Ehime University |
Principal Investigator |
山崎 哲司 Ehime University, 教育学部, 教授 (70210383)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
白松 賢 愛媛大学, 教育学部, 准教授 (10299331)
日野 克博 愛媛大学, 教育学部, 准教授 (40304662)
太田 佳光 愛媛大学, 教育学部, 教授 (40160519)
二宮 衆一 愛媛大学, 教育学部, 講師 (20398043)
東 賢司 愛媛大学, 教育学部, 准教授 (10264318)
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Keywords | トライアンギュレート法 / 職能成長 / 教育実習 / 効果測定 / 量的調査 / 質的調査 |
Research Abstract |
本年度は、計画にしたがい、以下の三点の研究を実施した。 第一は量的調査による実習の効果分析である。平成16年度・平成18年度に行った「教育実習における職能成長」を再分析するとともに、調査結果をもとに調査尺度の再構成を行った。その後、再構成した調査尺度を用いて教育実習後の大学3年生を対象にアンケートを実施し(9月)、データ入力を行った。また教師の資質能力のチェックシートを用いた自己評価調査を実施し(11月)、データ入力を行った。これらのデータを分析し、教育実習における職能成長に与える地域連携実習の効果等を分析した(「トライアンギュレート法を用いた地域連携実習の効果に関する研究(1)」『愛媛大学教育実践総合センター紀要』にて成果報告)。第二は質的調査の試行的実施である。地域連携実習の種別、経験度、経験校種、経験内容等による差異に着目し、数名のインフォーマントを抽出した。そのインフォーマントに着目した教育実習のエスノグラフィーを行い、HDDビデオカメラにて記録した。この記録からトランスクプリクトを行い、フィールドノーツを作成し、次年度の質的調査に向けた基礎分析を行った(1月から3月)。第三は実習カリキュラムの改善である。調査結果を基に地域連携実習カリキュラムの体系化と改善を行い、各学年段階での地域連携実習カリキュラムモデルを構築した。また教育実習外の実習カリキュラムが充実している他大学のカリキュラム資料や実習の成果に関する資料を収集し、実習カリキュラム改善を検討した。特に量的調査の結果や教育実践体験実習(ふるさと実習)の実施に関する評価を考察し、次年度への改善点を明らかにした(成果の一部として、教育実践体験実習に関する実践改善について日本教育大学協会第回大会にて報告を行った)。
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Research Products
(2 results)