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2007 Fiscal Year Annual Research Report

ビデオ援用に基づく保育者の専門性に関する研究 -協同的な活動を中心に-

Research Project

Project/Area Number 19653092
Research Category

Grant-in-Aid for Exploratory Research

Research InstitutionHiroshima University

Principal Investigator

中坪 史典  Hiroshima University, 大学院・教育学研究科, 准教授 (10259715)

Keywords保育者の専門性 / 協同的な活動 / ビデオ・エスノグラフィー / 質的研究 / フィールドワーク / 映像人類学的アプローチ / 幼稚園教育
Research Abstract

本年度は,以下の研究活動を実施した.
(1)先行研究の収集:「保育者の専門性」「協同的な活動」「研究方法」の3点に関する先行研究について,和雑誌・洋雑誌ともに,直近10年間の文献を収集した.現在,その分析を行っている.
(2)協同的な活動の概念の明確化とフィールドワーク:協同的な活動の概念については,『幼児期から児童期への教育』に基づきながら,「協同での遊び」を研究対象とした.その上で,2007年11月〜2008年3月の間,3,4,5歳児の協同遊びを支える保育者の言動注目しながら,定期的にフィールドワークを実施した.観察データは,ビデオカメラを用いて収集した.
(3)研究会の実施:本年度は,計3回の研究会を実施した.第一回は,明星大学にて,4名の保育実践者を招聘し,協同遊びを支える保育者の専門性について,専門的知識の提供を受けた(2007.12.25).第二回は,広島大学附属幼稚園にて,4名の保育実践者に協力いただき,撮影したビデオデータに関する解釈や,専門的知識の提供を受けた(2008.1.31).第三回は,広島大学にて,門田理世氏(西南学院大学准教授)を招聘し,Visual&Multi-vocal Ethnography とともに,本研究に対する指導・助言を頂いた(2008.2.29)
以上の実績を踏まえ,次年度は,以下の点を検討する.
(1)「保育者の専門性に関する研究の動向と課題」という観点から,先行研究をレビューする.
(2)研究方法を検討し,保育者の専門性を探り出す一助としてのエスノグラフィーの可能性について論しる.
(3)ビデオクリップの作成と上映を通して,保育者の声を収集する.
(4)研究会,学会等で発表し,指導・助言を受ける.

URL: 

Published: 2010-02-04   Modified: 2016-04-21  

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