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2007 Fiscal Year Annual Research Report

植物性養魚飼料に不足する必要栄養素の自発摂餌を用いた検索

Research Project

Project/Area Number 19658074
Research InstitutionTokyo University of Marine Science and Technology

Principal Investigator

延東 真  Tokyo University of Marine Science and Technology, 海洋科学技術研究科, 教授 (80128355)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 佐藤 秀一  東京海洋大学, 海洋科学部, 教授 (80154053)
片桐 孝之  東京海洋大学, 海洋科学技術研究科, 助教 (50361811)
芳賀 穣  東京海洋大学, 海洋科学部, 助教 (00432063)
Keywords無魚粉飼料 / 自発摂餌 / 栄養素
Research Abstract

平成19年度は無魚粉飼料には不足度の高いと判断される各種栄養素(アミノ酸、脂肪酸、ビタミン、ミネラル)を添加した飼料を自発摂餌スイッチを用いて探索することを目的としたが、現有するスイッチと魚種やサイズの違いによっては正常に作動しないことが見受けられた。そこで、新たに加速度センサー型自発摂餌スイッチの開発を行った。これは家庭用ゲーム機のコントローラーにも搭載されているもので、魚がスイッチを突付くことによって発生する加速度を3次元的に捕らえ、その衝撃速度から魚がスイッチを作動させたと判断した場合は、餌を投下するものである。加速度は、意図しない水流の変化でスイッチが振れた場合にもコントローラーが検知するが、魚が作動させた場合と区別する必要があった。そこで、魚がセンサー部を触った際の衝撃速度を波形として表し、波形の立ち上がり角度が85度以上の際にスイッチが入る、同時に大きな周波数の場合にはノイズとして無視するようにプログラミングしたソフトを搭載したコントローラーを設置した。さらに、長期間海水中でしようすることを想定し、センサー部をシリコン樹脂で覆った。
トラフグ、ブリを用いて実験を重ねたが、海水中でも半年以上の使用に耐える高い耐塩分性、魚が暴れたした時に起こる波、うねりなどによってはスイッチが作動しなかった。さらに、30センチ以上の魚が体側を擦りつけてもスイッチが作動しなかった。つまり、プログラムによって、魚がスイッチを押す加速度とそれ以外の要因によって生じる加速度は明確に区別することが出来た。

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Published: 2010-02-04   Modified: 2016-04-21  

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