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2007 Fiscal Year Annual Research Report

デッドエンド潰云子を使ったニワトリ始原生殖細胞の発生メカニズムの解明

Research Project

Project/Area Number 19658099
Research Category

Grant-in-Aid for Exploratory Research

Research InstitutionKyushu University

Principal Investigator

服部 眞彰  Kyushu University, 農学研究院, 教授 (60175536)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 山内 伸彦  九州大学, 農学研究院, 准教授 (00363325)
宗 知紀  九州大学, 農学研究院, 助教 (90221340)
Keywords始原生殖細胞 / dead end遺伝子 / 組換えタンパク質 / プロモーター解析 / 免疫組織化学 / 鳥類
Research Abstract

世界に先駆けてクローニングしたニワトリdead end遺伝子cDNAより特異的な抗体を作製するために、大腸菌でリコンブナントDEAD ENDタンパク質を作製し、アッフィニテイークロマトで精製した。これを家ウサギに免疫してポリクローナル抗体を得た。特異性をさらに上げるために、DEAD ENDタンパク質のアッフィニテイー精製により、抗体の精製を進め、その結果特性の優れた抗体を得ることに成功した。免疫組織化学的方法により、生殖細胞の染色を行ったところ、stage X時での始原生殖細胞、血流中の始原生殖細胞、その後の界テージの全ての生殖細胞が抗体に陽性反応を示した。興味あることは、全ての時期の生殖細胞において、核のみが陽性であることから、このDEAD ENDタンパク質は生殖細胞でのみ発現する核タンパク質であると結論された。しかも陽性反応を示すのは、精原細胞および卵原細胞までであり、それ以降の細胞(精母細胞や卵母細胞など)ではDEAD ENDタンパク質は検出きれなかった。すなわち、精子や卵子ではDEAD ENDタンパク質は欠損していることを示している。体細胞分裂を示す生殖細胞ではdead end遺伝子は発現することを初めて明らかにした。このことは生殖細胞の発生と生存にdead end遺伝子が深く関わっていることが示唆される(以上の結果は、Biology of Reproductionに投稿中)。一方、dead end遺伝子の転写開始点5'上流の塩基配列は、公開されているGenBankを最大限に活用し、約1万baseの塩基配列を取得し、既知の制御配列の探索を進めている。

  • Research Products

    (2 results)

All 2007 Other

All Presentation (1 results) Remarks (1 results)

  • [Presentation] ニワトリdead end遺伝子の分子クローニングと始原生殖細胞での発現2007

    • Author(s)
      荒牧 伸弥, 他4名
    • Organizer
      日本繁殖生物学会
    • Place of Presentation
      東京大学
    • Year and Date
      2007-10-21
  • [Remarks]

    • URL

      http://www.agr.kyushu-u.ac.jp/asweb/chiku1/lrp-top.html

URL: 

Published: 2010-02-04   Modified: 2016-04-21  

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