2007 Fiscal Year Annual Research Report
新たに開発した組織FISH法によるテロメア長と染色体の不安定性の関連の証明
Project/Area Number |
19659092
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Research Institution | Tokyo Metropolitan Institute of Gerontology |
Principal Investigator |
石井 章雄 Tokyo Metropolitan Institute of Gerontology, 東京都老人総合研究所, 助手 (60167244)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田久保 海誉 東京都老人総合研究所, 研究部長 (00154956)
仲村 賢一 東京都老人総合研究所, 研究員 (60159069)
泉山 七生貴 東京都老人総合研究所, 助手 (10158751)
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Keywords | 染色体の不安定性 / テロメア |
Research Abstract |
以下の結果を得ました 1.組織Q-FISH法により、上皮内癌、癌の発生母地、正常食道粘膜上皮の3者のテロメア長を測定した。非担癌正常上皮の年齢との相関直線を求めると、上皮内癌と発生母地は、ほとんど全て相関直線の値より短く、癌と並んで発生毎地ではテロメアの短いことがわかった。また、癌では染色体の不安定性の指標である分裂後期架橋が観察され(高倍で1個程度)、非癌部では1切片で1個程度であった。非担癌主常上皮では観察されなかった。 2.前記の食道と同様な研究手法により、舌粘膜でテロメア長を測定した。その長さは、癌と癌の発生母地は、非担癌正常上皮よりも短く、分裂後期架橋の所見も同様であった。 3.1、2の結果から癌の発生母地のテロメア長の短いことを証明した(検討症例を増加中)。舌の正常部分については、雑誌に投稿済み(現在リバイス中)。
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Research Products
(2 results)
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[Journal Article] Telomere DNA length in cerebral gray and white matter is associated with longevity in individuals aged 70 years or older.2007
Author(s)
Nakamura K, Takubo K, Izumiyama-Shimomura N, Sawabe M, Arai T, Kishimoto H, Fujiwara M, Kato M, Oshimura M, Ishii A, Ishikawa N.
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Journal Title
Exp Gerontol 42
Pages: 944-950
Peer Reviewed
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