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2008 Fiscal Year Annual Research Report

子どもをもつ若年層寡婦のニードとグリーフサポートプログラムの開発に関する研究

Research Project

Project/Area Number 19659614
Research InstitutionTakasaki University of Health and Welfare

Principal Investigator

倉林 しのぶ  Takasaki University of Health and Welfare, 看護学部, 講師 (20389753)

Keywordsグリーフサポート / 子どもをもつ寡婦 / インターネット / 寡婦対策事業
Research Abstract

平成20年10月から対象者との面接を開始し、平成20年10月対象者10名との面接を終了した段階でまとめたものを以下(11.研究発表の項記載)に投稿した。
インタビューから作成した逐語録をカテゴリー分類した結果では、対象者がグループサポートにもっとも望んでいるのは「遺族同士の交流」であることがわかった。しかし、若年層の場合、老年層の遺族に対しては「死別に対する感覚」「家庭状況」の2点において「自分たちとは異なるタイプの遺族」であるとし、あくまでも「同じ立場の遺族の交流」を希望していた。サポートグループに期待する内容も「子どもに関わる不安」など、母親・若年であるが故に存在する不安やストレス、「母子世帯へのサポート」などの情報収集に関するものが多くを占めた。
また、インターネットの利用状況やネットサイトにおけるグリーフケアサイトへの関心度についての分析を実施し、仕事や育児により時間的余裕のない若年層寡婦に対するグリーフサポートの一つの方法論として、インターネット活用が有効なのか否かを検討した。その結果、年齢や職業により、インターネットに関する知識やPC操作能力には差があるため、活用できる対象は限定される可能性が高いことと、サイト管理は、個人では継続が難しいことから、グリーフケアの方法論として確立するには、まだ、検討すべき課題が数多く存在していることがわかった。(「臨床死生学」査読中)

  • Research Products

    (1 results)

All 2009

All Journal Article (1 results) (of which Peer Reviewed: 1 results)

  • [Journal Article] 子どもをもつ若年層寡婦を対象としたグリーフケアーセルフヘルプグループヘの期待と参加条件2009

    • Author(s)
      倉林しのぶ
    • Journal Title

      死の臨床 53(掲載確定 5月現在校正作業中)

    • Peer Reviewed

URL: 

Published: 2010-06-11   Modified: 2016-04-21  

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