2009 Fiscal Year Annual Research Report
多戦略学習手法に基づくオントロジー・アライメントに関する研究
Project/Area Number |
19680008
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Research Institution | National Institute of Informatics |
Principal Investigator |
市瀬 龍太郎 National Institute of Informatics, 情報学プリンシプル研究系, 准教授 (00332156)
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Keywords | 機械学習 / 人工知能 / インターネット高度化 |
Research Abstract |
本研究の目的は,異なるオントロシー間の対応関係を目動的に発見し,複数の異なるオントロシーを連携させるための高度な機械学習技術を開発することにある.そのためには,単一の学習手法を用いた場合の限界をうち破る手法の開発が必要となると同時に,オントロジー・アライメントに対する各学習手法の特性を明確にすることが欠かせない.そこで,本研究では,複数の機械学習手法を組み合わせることによる高度なオントロジー・アライメント手法の開発と各アプローチを定量的に議論できる実践的なデータセットの開発を行う.本年度は,データセットの洗練と多戦略アルゴリズムの高度化の2つに分けて研究開発を実施した. ・ データセットの洗練 本研究では,オントロジー・アライメント技術を客観的に検証するのに必要実践的なデーセットの開発を行った.これらのデータセットなどを用いて,少ない数で高精度な学習をするための方法論を検証した.その結果,大きなデータセットに対して,少ないデータ数でも学習が十分にできることが確かめられ.データセットの洗練に十分な正答数などを明らかにした. ・ 多戦略学習アルゴリズムの高度化 従来から研究してきた学習アルゴリズムに,ユーザのとインタラクションを導入することで,より高精度な学習ができるような手法の開発をおこなった.その結果,従来の学習手法に対して,ユーザが少し介入するだけで,大きく性能を改善できることが示された.
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Research Products
(3 results)