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2007 Fiscal Year Annual Research Report

サッカーのボールコントロール技術に関する総合的なバイオメカニクス研究

Research Project

Project/Area Number 19680029
Research InstitutionDaito Bunka University

Principal Investigator

川本 竜史  Daito Bunka University, スポーツ・健康科学部, 講師 (90317305)

Keywordsサッカー / バイオメカニクス / スキル / キネティクス / キネマティクス
Research Abstract

本研究の目的は、これまで学術論文としての公表が皆無に近い、サッカーにおける「巧み」なボールコントロール技術に関する総合的なバイオメカニクス研究を行い、この成果を学術分野ならびに指導現場において幅広く公表することである。本研究目的に基づき、平成19年度においては、サッカーのフェイント動作を対象とした動作分析実験を実施した。本実験ではサッカー経験者から初心者を含めた被験者30名を対象として、サッカーにおける代表的なフェイントであるシザースフェイント動作を検討した。実験に際しては、モーションキャプチャシステムとハイスピードカメラ、およびフォースプレートでデータを計測した。本実験データは現在分析の途中であるが、これまでの分析結果によると、フェイントのパフォーマンス(ボールコントロールをともなうスピード)が高い被験者ほど、身体重心移動のロスが少ないことが定量的に示されつつある。スムースな身体重心移動が巧みなフェイント動作の要点であることは、指導の現場では経験的には指摘されていたものの、本研究結果はこの仮説を裏付ける貴重なデータである。来年度以降には、本実験の分析を更に進め、サッカーにおけるフェイントスキルの要点を解明したい。
平成19年度には、サッカーのスキルに関する総合的な研究の一環として、キック動作の左右対称性を運動力学的観点から検討する研究も行った。本研究の結果から、サッカーのインサイドキック動作は、運動力学的にみるとサッカー経験の有無を問わず左右できわめて類似することが分かった。本研究成果は国内の関連学会において発表した。

  • Research Products

    (1 results)

All 2008

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] サッカーにおけるインサイドキック動作の左右対称性2008

    • Author(s)
      川本竜史
    • Organizer
      日本フットボール学会第5回大会
    • Place of Presentation
      大阪市立大学
    • Year and Date
      2008-03-16

URL: 

Published: 2010-02-04   Modified: 2016-04-21  

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