2009 Fiscal Year Self-evaluation Report

Photoswitching of Conductance in Diarylethene-Metal Nanoparticles Hybrid System

Research Project

Project/Area Number	19685013
Research Category	Grant-in-Aid for Young Scientists (A)
Allocation Type	Single-year Grants
Research Field	Functional materials chemistry
Research Institution	Kyoto University (2008-2010) Kyushu University (2007)
Principal Investigator	MATSUDA Kenji Kyoto University, 大学院・工学研究科, 教授 (80262145)
Project Period (FY)	2007 – 2010
Keywords	分子素子 / 光スイッチ / 金微粒子 / 電導性 / フォトクロミズム
Research Abstract	ジアリールエテンに代表される環状6π電子系は、光閉環/開環反応によりπ共役系のトポロジーの組み換えが起こり、分子の右と左に配置した有機ラジカル間の交換相互作用が効率良いスイッチングを起こすことが知られている。本研究では、このスイッチングを用いて「分子エレクトロニクス」分野における分子の電気伝導性のスイッチングを達成することを目的とした。具体的には、ジアリールエテン分子と金微粒子を用いてネットワーク構造を作成し、微小ギャップを持つ電極上に配置し、光を用いて閉環/開環反応を起こさせ、電流をスイッチさせようとするアイデアである。計画としては、マイクロメーターサイズのギャップを持つ櫛型電極とナノメートルサイズのギャップを持つナノギャップ電極を検討することとした。

(5 results)