2007 Fiscal Year Annual Research Report
癌細胞膜フォーカストプロテオミクスでの薬物輸送体群発現同時定量と抗癌剤感受性
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19689028
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
小野川 徹 Tohoku University, 病院, 助教 (50431557)
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Keywords | 癌細胞 / フォーカス / プロテオミクス / 薬物輸送 / 抗癌剤 |
Research Abstract |
臨床病理学的因子のデータベースの蓄積 昨年に引き続き東北大学病院肝、胆、膵外科、胃腸外科における外科治療後の診療録、画像診断、病理診断などにより統一されたフォーマットのべース化とデータの蓄積をはかった。 術後化学療法のさらなる遂行と効果判定術後化学療法を施行した症例としない症例に分け、追跡調査を継続し癌の取り扱い規約に従って腫瘍マーカー、各種画像診断などデーターベース化の確立を今年度更に充実させた。 培養細胞株を用いた輸送体蛋白絶対定量化システムのパイロットスタデイの確立 すでに昨年から検討している各種由来の細胞株の輸送能の検討からさらに細胞膜ペプチド試料を用いてLC-MS/MSをもちいて各細胞膜輸送体群の絶対定量解析を行い免疫組織化学などの方法を用いて研究を更に進めた。 遺伝子導入によるLST-2の絶対定量化とMTX感受性を検討し、構築して定量化システムの確立を行った
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