2007 Fiscal Year Annual Research Report
Prolog処理系を用いた複数SATソルバ並列実行システム
Project/Area Number |
19700025
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
番原 睦則 Kobe University, 学術情報基盤センター, 准教授 (80290774)
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Keywords | 論理プログラミング / SAT / 並列計算 / Prolog |
Research Abstract |
本年度は,以下の研究成果を得た. ・PrologからJavaへのトランスレータ処理系Prolog Cafeの改良 PrologをJavaへ変換する手法として,節をメソッドに変換する新しいトランスレート方法を提案し,その実装を行ったまたインデキジング,組込み述語のインライン展開による最適化を実装し,Prolog Cafeの実行効率の改善を実現した.改良したシステムは,http://kaminari.istc.kobe-u.ac.jp/PrologCafe/に公開中である. ・SAT変換に基づいたCSPソルバーの開発・改良 制約最適化問題(COP)をSAT問題に変換する手法としてOrder Encodin法と呼ばれる新しいSAT変換手法を提案し,それに基づくCSPソルバーSugarの開発・改良を行った. 開発したシステムは,第2回国際CSPソルバー競技会において,N変数整数制約式部門で4位の成績をおさめた.
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Research Products
(5 results)