2007 Fiscal Year Annual Research Report
自律情報サービス統合アーキテクチャとアシュアランス技術
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19700056
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Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
呂 暁東 Tokyo Institute of Technology, 大学院・情報理工学研究科, 助教 (90401554)
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Keywords | 情報工学 / 情報システム / 情報ネットワーク / 自律分散システム / アーキテクチャ / アシュアランス / サービス統合 / 分散コンピューティング |
Research Abstract |
1.適用分野と既存技術の調査 従来の社会基盤と同様に、情報システムを社会基盤と見なし、本研究で構築する基本技術の利用対象が想定される災害対策・交通・福祉・医療・環境などの公共分野、情報サービス・生産・流通・アミューズメントなどのサービス分野において調査が行なわれた。 また、裏付けとなるシース技術を調査するため、研究代表者が国内の研究会と国際会議等に出席し、情報収集および資料収集を行った. 2.新アーキテクチヤと各技術の検討 各ノードが情報サービス・機能を持ち、かつそれらが変動しうる分散環境下で、障害・保守・建設中などの状態にある機能不完全なサブシステムが共存可能であり、システム全体の稼動が保証される減衰型情報サービスシステムコンセプトに基づき、各サブシステムが自律的に情報を交換し、動的な環境に対応し、関連情報サービスを高信頼かつ効率的に統合できる柔軟なシステムアーキテクチヤを提案した。また、このアーキテクチヤを基盤として、通信・処理技術を検討している。例えば平成19年度には、下記に示す技術を提案した。 ・ 各サブシステムがユーザのアクセスに応じて関連情報サービスを検知しながら自律的に交信すると同時に、配布範囲を限定する自律統合技術 ・ サービスの質とタイムリーに高信頼的にアクセスを確保するために、各サブシステムが自律的に冗長性の確保と構造の再構築を行なうための自律調整技術
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Research Products
(7 results)