2008 Fiscal Year Annual Research Report
進化的アルゴリズムに基づく次世代ネットワークにおける最適化設計問題に関する研究
Project/Area Number |
19700071
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
林 林 Waseda University, 情報生産システム研究センター, 講師 (90434331)
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Keywords | 情報ネットワーク / ソフトコンピューティング / 信頼性最適化設計 / サービス指向アーキテクチャ / Webサービス |
Research Abstract |
平成20年度において、次世代ネットワーク(NGN)の信頼性最適化設計・セキュリティ問題に対し、現在までのハイブリット型進化的アルゴリズムを改善して、新たなアルゴリズムの開発を主に行った。 その1. 大規模ネットワークの信頼性最適化設計(Problem Formulation Process) 現在までに研究されているネットワークの信頼性最適化設計について、システム構築に必要な機能に関する分析や標準化など、現状における技術や問題点など調査分析を行った。次世代ネットワークにおける信頼性最適化設計問題の特徴に対して、特に(1) ローコストで広帯域を確保、各拠点の特性や拠点規模を十分考慮したネットワークの構築を目的とし、(2) 通話、ビデオ、データ通信など豊富なアプリケーションに対応、(3) TCO(Total Cost of Ownership)の削減を考慮した数学モデルを構築した。 その2. サービス指向進化的計算法を研究開発(Problem Formulation Process) 次世代ネットワークの高速、大規模なネットワークの信頼性最適化設計に組み込むため、問題形式のパターンに応じ、複数の最適化アルゴリズムを組み合わせたサービス指向進化的計算法を研究開発している。ここでは, Webサービスを融合し, ファジィ推論GAベース活用した高度なサービス指向進化的計算法に関する先端的ソフトウェアの研究を行いました。
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