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2009 Fiscal Year Annual Research Report

メタ戦略による配置決定とその応用に関する研究

Research Project

Project/Area Number 19700213
Research InstitutionUtsunomiya University

Principal Investigator

外山 史  Utsunomiya University, 工学研究科, 助教 (60323317)

Keywordsメタ戦略 / 最適配置 / Iterated Greedy (IG)
Research Abstract

本研究の目的は、配置決定問題におけるメタ戦略アルゴリズムについての検討を行うことである。申請者は、これまでに、ネットワーク配置決定問題に対する新しいメタ戦略を提案している。この手法は、従来用いられているメタ戦略と比べて非常にシンプルなアルゴリズムであり、前もって設定すべきパラメータが少ないにもかかわらず、非常に効率よく解を探索できるという特徴を持っている。本年度ではまず、このパラメータが解の探索にどの程度の影響を及ぼすかについての検討を行った。結果として、問題サイズなどにより最適なパラメータ値は異なっているが、このパラメータの変動による解の探索能力の大きな低下は見られなかった。従来手法との比較検討においても、このパラメータがある程度変動しても、従来手法より良い性能を持っていることを示すことができた。以上より提案手法のロバスト性を確認することができた。また、このパラメータを解の探索中に動的に変化させることについての検討を行ったが、探索能力の大きな改善は見られなかった。次に、提案手法は、解の探索に貪欲法を組み入れているため、より大規模な問題に対して効率的に解の探索を行うことができると考えられる。そこで、提案手法を、より大規模な組合せ最適化問題に対して適用することについての検討を行った。結果として、提案手法は大規模な問題になればなるほど従来手法よりも有効に働くことがわかった。今後は、超大規模な様々な組合せ最適化問題への適用についての検討などが挙げられる。

  • Research Products

    (3 results)

All 2010 2009

All Journal Article (1 results) (of which Peer Reviewed: 1 results) Presentation (2 results)

  • [Journal Article] 最大多様性問題に対する適応的交叉確率を用いた遺伝的局所探索法2010

    • Author(s)
      浅田宏樹, 外山史, 東海林健二, 宮道壽一
    • Journal Title

      電気学会論文誌C vol.130

      Pages: 519-520

    • Peer Reviewed
  • [Presentation] 大規模なバイナリー2次計画問題に対する反復食欲法2010

    • Author(s)
      村上剛基, 外山史, 東海林健二, 宮道壽一
    • Organizer
      第3回進化計算フロンティア研究会
    • Place of Presentation
      岡山大学(岡山市)
    • Year and Date
      2010-03-06
  • [Presentation] 最大多様性問題に対する個体間距離に基づく適応的交叉確率を用いた遺伝的局所探索法2009

    • Author(s)
      浅田宏樹, 外山史, 東海林健二, 宮道壽一
    • Organizer
      FIT2009 第8回情報科学技術フォーラム
    • Place of Presentation
      東北工業大学(仙台市)
    • Year and Date
      2009-09-03

URL: 

Published: 2011-06-16   Modified: 2016-04-21  

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