2008 Fiscal Year Final Research Report

Development of safety training for elderly with elucidation of molecular mechanism on"KAATU " training.

Research Project

Project/Area Number	19700531
Research Category	Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
Allocation Type	Single-year Grants
Research Field	Sports science
Research Institution	Tokyo Metropolitan Institute of Gerontology
Principal Investigator	KAKEHI Saori Tokyo Metropolitan Institute of Gerontology, 東京都老人総合研究所, 研究員 (00450560)
Project Period (FY)	2007 – 2008
Keywords	細胞 / 組織 / 老化
Research Abstract	本研究の目的は、高齢期の安全なトレーニング方法開発の一環として、加圧によってもたらされると思われる一過性の筋への血流制限の筋萎縮防止効果の明確な分子メカニズムを解明することである。C2C12マウス筋芽細胞を用いて、酸化ストレス負荷による廃用性萎縮モデルに対して、低酸素刺激を30分加え、過酸化水素・低酸素の共刺激により骨格筋特異的ユビキチンリガーゼの発現は著明に抑制された。また、同様の系にて筋管細胞の直径の減少も抑制され、一過性の低酸素刺激は何らかのシグナル伝達を経て骨格筋萎縮に予防的に働くことが予想された。今後、この現象に係るシグナル伝達経路を解明することにより新規の骨格筋萎縮メカニズムの発見に繋がる可能性も予想され、将来の超高齢化社会において極めて重要な知見をもたらすものと期待される。