2008 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
19700646
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Research Institution | Nihon University |
Principal Investigator |
中邨 良樹 Nihon University, 経済学部, 専任講師 (50365029)
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Keywords | アントレプレナーシップ / 起業論 / 経営学理論・手法 / 教育工学 / 教育情報システム |
Research Abstract |
申請者の目的は経営学に関する理論, 経営手法, そして経営意思決定との相互関係をモデル化し, モデルを通じて理論や手法が他のそれにどのような影響を与えるのか, また企業内外にはどのように影響するのか, ということを視覚的に分析・考察できる教育支援システムを構築することである. 最終的には大学生・大学院生に実験・実習という形式で実施する. 平成20年度では, 申請者が提案の「相互関係のモデル化」と「シミュレータ開発」が研究の主であった. 「相互関係のモデル化]とは19度までに抽出した理論・手法, 及び分類結果をもとに, それらがどのような関係にあるのかを構造化した. 構造化おいて工夫する点は, 理論・手法間の関係をすべて数式モデルで数量的, 数学的に表現できるようにした. 理由として, 大学生が効率的に理論・手法を学ぶためには, シミュレーションを行い, その結果がグラフや表などで表現できることが望ましく, そのためには数学モデルを取り入れる必要があったからである. この「数学モデルでの関係表現」に関する研究が現在どの程度行われているのかを国内学会等に参加し調査した. 20年度の成果として, 国際ジャーナル誌発表1, 国内学会誌発表1, 国際会議への発表2, 国内学会への発表4である.
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