2009 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
19700646
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Research Institution | Nihon University |
Principal Investigator |
中邨 良樹 Nihon University, 経済学部, 准教授 (50365029)
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Keywords | アントレプレナーシップ / 起業論 / 経営学理論・手法 / 教育工学 / 教育情報システム |
Research Abstract |
申請者の目的は経営学に関する理論,経営手法,そして経営意思決定との相互関係をモデル化し,モデルを通じて理論や手法が他のそれにどのような影響を与えるのか,また企業内外にはどのように影響するのか,ということを視覚的に分析・考察できる教育支援システムを構築することである.最終的には大学生・大学院生に実験・実習という形式で実施する. 平成21年度では,申請者が提案の研究である「教育支援システムの完成」と「その有効性の検証」,そして「授業での実施」が主としていた.平成20年度のおけるシミュレータ・支援システム開発では,理論・手法間の数式モデルをプログラム化することができ,平成21年度ではシミュレーションの結果を視覚的に表示することと,大学生の理論・手法の理解を高めるシナリオと結果の作成,そしてそれらをまとめた教育支援システムの開発を中心に行っていった.システム開発終了後,申請者が提案する研究及び教育支援システムの有効性を検証するために,大学生・大学院生を対象に,実習・実験を行った.また,国内学会及び国際会議などに参加・発表し,学識者のみならず,企業研究者や起業家などから意見を頂き,研究及びシステムのさらなる精緻化をはかった.このような調査結果,意見をまとめて平成21年度の後期の授業で実施した.
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