Research Project
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
18世紀から19世紀にかけてのイギリス経験論では人間の感覚について研究が進められ、自然現象は力学的な性質に還元されると考えられた。そして、考察をもとに学問の分類がおこなわれた。本研究ではこのような歴史的文脈を踏まえて、19世紀イギリスの科学者ファラデーとトムソンを中心に、彼らが用いていた「力線」や「力学的モデル」といった概念が電磁気現象を研究し、それを理解していく上で持っていた歴史的意味を考察した。
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科学史・科学哲学 21号
Pages: 19-34