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2007 Fiscal Year Annual Research Report

東アジアにおける陸域生態系炭素循環シミュレーションモデルのデータ同化手法の開発

Research Project

Project/Area Number 19710023
Research InstitutionJapan Agency for Marine-Earth Science and Technology

Principal Investigator

加藤 知道  Japan Agency for Marine-Earth Science and Technology, 地球環境フロンティア研究センター, 研究員 (60392958)

Keywords生態系CO2交換 / 総一次生産 / 生態系呼吸 / 地球環境変化
Research Abstract

1)データ同化手法の開発において,対象としている東アジア生態系の基礎的な情報を得るために,すでに論文や学会発表要旨として出版さた渦相関法による炭素循環研究の成果をレビューし,初歩的な統合解析を行った。その結果,年間べスにおいて,ほとんどのサイトで陸域生態系側の炭素吸収を示しており,その大きさは年平均気温。降水量こよって制御されていることを明らカにした。
2)本研究で利用する東アジアの炭素動態のデータを得るために,東アジアの3大観測ネットワークであるJapanFlux(日本),Koflux(韓国),ChinaFLUX(中国)の責任研究者が集まる会合に出席し,デ-タの提供を受ける可能性について調査した。その結果,日本が管理するサイトを中心とした10-20箇所の観測サイトからデ-タの提供を受けることが可能であるとの判断し,今後,具体的な働きかけを行う予定を立てた。
3)データ同化手法の開発を行うに当たって,当該技術で世界をリードしている英国ブリストル大学Prof.ICPrenticeの研究室を訪問し,本研究について議論を行った。その結果,当初予定していたさまざまな同化手法のうち,MCMC法とアジョイント法を利用して研究を進めることが妥当であるとの結論に達した,さらに今後,本課題たついて,共同研究を行うことにした。
4)2)において,共同研究で利用するアジョイント法の数値計算プログラムを編集し、操作方法の確立や,適用可能性の検討を行い,本研究の対象としている生態系炭素循環モデルSim-CYCLEへの適用の準備を行った。

  • Research Products

    (2 results)

All 2007

All Journal Article (1 results) Presentation (1 results)

  • [Journal Article] 東アジアの年間炭素収支のレビュー2007

    • Author(s)
      加藤 知道
    • Journal Title

      「長期生態系モニタリングモニタリングの現状と課題一温暖化影響と生態系影響一」, CGERレポート CGER-M019-2008

      Pages: 47-50

  • [Presentation] 東アジアの年間炭素収支のレビュー2007

    • Author(s)
      加藤 知道
    • Organizer
      農業環境工学関連7学会2007年度合同大会
    • Place of Presentation
      東京農工大学府中キャンパス
    • Year and Date
      2007-09-12

URL: 

Published: 2010-02-04   Modified: 2016-04-21  

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