2009 Fiscal Year Self-evaluation Report
Areal Features of the Languages spoken in Cognate-Multilingual Communities in Southwestern China.
Project/Area Number |
19720095
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Linguistics
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Research Institution | Nagoya Institute of Technology |
Principal Investigator |
SHIRAI Satoko Nagoya Institute of Technology, 大学院・工学研究科, 准教授 (70372555)
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Project Period (FY) |
2007 – 2010
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Keywords | 川西走廊諸語 / チベット=ビルマ語派 / 記述言語学 / 地域言語学 / フィールドワーク / ダパ語 / チァン語支 / 中国 |
Research Abstract |
中国西南部の諸言語の記述を基盤として、相互の対照研究をおこない、地域特徴の形成過程を考察することにより、個々の言語の全体像とその成り立ちを解明する。そのために、次の3つの段階を追って研究を進める。 (1) 未記述言語の全体像の記述:ダパ語、スタウ語、ギャロン語を対象として、現地調査および精密な記述を進める。 (2) 地域特徴の実態の解明:(1)の成果を基盤として、語彙、音節構造、動詞句の構造、視点表示システムなどについて、対照研究を行うことにより、地域特徴の実態を明らかにする。 (3) 地域特徴の形成過程の分析:同系多言語社会における動的な実態と、(2)で得られる地域特徴の実態を総合的に分析することにより、どのように形成されてきたかを解明する。
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Research Products
(10 results)