2007 Fiscal Year Annual Research Report
無線インターネットを利用したネイティブ教授者参加型ティームティーチング授業の研究
Project/Area Number |
19720124
|
Research Institution | Kochi University |
Principal Investigator |
大塚 薫 Kochi University, 総合教育センター, 講師 (30372733)
|
Keywords | 双方向型授業 / ティームティーチング / 無線インターネット / 日本語ネイティブ教授者 / 参加型授業 / 遠隔教育 / 遠隔授業 / 対面授業 |
Research Abstract |
本研究は、日本語学習者に対する教育において、遠隔教育を通じて授業の効率化を目的に多様な授業を試み、その長所、短所及び特性の把握、分析を通して教育現場での直接的な応用を研究するものである。具体的な目的は以下の3項目を達成することである。 i.教授者が簡単に費用をかけずに遠隔授業ができる多様な授業方法を実践、分析し情報を提供することでインターネットに専門的な知識が乏しい教授者及び学習者であっても多様な授業に応用することができる授業の方案を樹立する。 ii.日本語ネイティブ教授者と非ネイティブ教授者とのインターネット画像授業を利用したティームティーチングを通じて日本語学習者に日本語ネイティブ教授者による生きた日本語教育の方法を構築する。 iii.多様な実践授業を通じて媒介語を使用した遠隔ティームティーチングの特徴を分析、研究する。 これらの目的を鑑み、本年度は4年計画の1年目であるため、本研究に協力してくれる大韓民国の大学2校(韓国放送通信大学校、韓国外国語大学校)及び高等学校2校(韓国永登浦高等学校、韓国蓮花女子高等学校)において、教員と研究打ち合わせを行い、2校の高等学校にて試行的に目本語ネイティブ教授者と非ネイティブ教授者によるインターネット画像機能を利用したティームティーチング授業を行い、学習者に対するアンケートを実施した。また、韓国放送通信大学校においても、2日間の集中講義にて試行的にティームティーチング授業を実施し、遠隔授業の多様な授業方法に関する形態を考案した。
|