2009 Fiscal Year Annual Research Report
韻律中心の英語音声教育の有効性:聴解及び発話テスト(アクセント度判定)による検証
Project/Area Number |
19720146
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
秋田 麻美子 Waseda University, 早稲田大学教育・総合科学学術院, 准教授 (30334585)
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Keywords | 英語教育 / 発音 / リスニング |
Research Abstract |
(H21研究の概要) 過去5年間は既存のリスニング教材を使用して検証実験を行ってきたが、より効果的な発音・リスニングテキストの開発を目指して、本年度は90分授業1回分のテキストを試作し模擬授業を行った。模擬授業を踏まえ、テキストの内容および練習問題の検討を行った。平成22年4月以降はそれに基づいて半期分全15回の授業テキストを作成するとともに、発音および聴解データの収集と分析を行う予定である。 (試作テキストの内容) (1) 大学一年生対象のコミュニケーション用教材 (2) 道案内や空港でのやりとりなどの実践的なテーマを起用〔決定済み〕 (3) 90分の授業で使用できる3回分のユニットを作成〔一回分のみ作成済み〕 (4) 各ユニットにおいては、韻律と音素の両方を取り扱うことのできる英文を作成 (5)内容理解の演習問題については各グループともに同一のものを使用 (6)音声指導に関しては、テキストの英文を教材として各グループで異なった内容 の発音練習が行えるようなプリントを作成する。 (実施内容の詳細) 10月:資料集め 11月:テキストに採用するテーマおよびレイアウトの検討(北海道教育大学大賀京子氏と研究打合せ)12月・1月:大妻女子大学T.Wright氏に英文作成を依頼 2月・3月:(1)内容理解問題の検討(大賀京子氏・於東京打合わせ) (2)韻律および音素に関する練習プリントおよび解答の作成 (3)模擬授業の実施(専門家を対象としたもの) (4)テキスト内容および練習問題の再検討 (3)学生対象の実験授業の実施(実施できず)
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