2010 Fiscal Year Annual Research Report
韻律中心の英語音声教育の有効性:聴解及び発話テスト(アクセント度判定)による検証
Project/Area Number |
19720146
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
秋田 麻美子 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 准教授 (30334585)
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Keywords | 発音指導 / 英語教授法 / 音声学 / リスニング指導 |
Research Abstract |
本研究では、大学生対象の英語音声(聴解・発音)教育の為の効果的なリスニング教材の開発と韻律教育e-Learningシステムの開発を目指し、その教育効果を検証することを目的とする。 平成23年度は、旅行英語を題材としてリスニングテキストの開発の最終段階の編集作業を行った。前年度まで他同種教材の比較・検討を行ってきたが、本年度は、それに基づいてテキストの原稿を執筆した。(前年度に作成した荒原稿に手を加え、本原稿を確定した。)そのうえで、昨年度より準備を進めてきた、テキストに対するリスニング・エクササイズの問題を作成した。エクササイズは2011年3月末の段階で7割ほどの作成が終了した。エクササイズは、トップダウン方式に基づいたものを中心に、語学テキストに詳しい北教大の研究者の協力を得て作成した。 また、2月から3月にかけてテキストに準拠したリスニング用CD教材の作成を行った。3名のプロのナレーター(米国人女性1名・英国人男性1名・英国人女性1名)を起用し、英語語学教材を中心に扱うスタジオ編集会社(巧創社)に録音・編集を依頼した。録音と編集作業は2月に開始し、3月中に効果音等の音入れと、リスニング問題 (ディクテーション)用の編集なども行った。 最終年度の2011年度(平成23年)は、開発したCD教材を使用して、(1)統制群と(2)トップダウン方式のみの教育の実験群、(3)トップダウンおよびボトムアップ教育(韻律教育)を実施する実験群に対して、実験授業を半期間(90分×15回コマ分)実施し、授業直前・直後・2か月後の聴解能力を測定して教育効果を検証する予定である。
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