2009 Fiscal Year Annual Research Report
日本人英語学習者の特徴的誤りを修正するためのオンライン教材の開発
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19720150
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| Research Institution | Fukuoka Institute of Technology |
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Principal Investigator |
岡裏 佳幸 Fukuoka Institute of Technology, 社会環境学部, 准教授 (00389397)
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| Keywords | 日本人英語学習者 / オンラインコンテンツ / 世界英語 / 基本動詞の習得 / 局所的エラー / 全体的エラー |
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| Research Abstract |
本年度の研究目的は、日本人英語学習者の盲点となる文法項目に関する英文の再選定と、日本人英語学習者の特徴的誤りを修正するためのオンラインコンテンツの作成であった。この目的を達成するために、第1に、英文の再選定を行った。オンラインコンテンツによる学習を円滑に進めることができるように、接続詞、関係詞などに関する問題以外は、できる限り単文を使用するように努めた。第2に、オンラインコンテンツの問題構成においても同様に、円滑な学習を考慮しながら、局所的エラーを修正するための項目、とりわけbe動詞を含む基本動詞の用法、現在分詞と過去分詞、過去形と現在完了形などの動詞関連項目の習得だけではなく、世界英語の観点から、コミュニケーションに支障をきたすような全体的エラーを修正するための文法項目の習得に重点を置いた。それゆえ、正解を導き出すことよりも、解説に目を通すことによる理解、知識の定着、コミュニケーション能力の向上を図るため、問題は多肢選択形式を採用した。第3として、学習者の誤りを修正するための説明を執筆した。本研究の最大の目的が、日本人英語学習者の特徴的誤りを修正することである。そのため、学習効果を十分に高めることができるように、各問題の要点を明確に提示することを重視し、英語が苦手な学習者でも理解できるように、容易な表現を用いた詳細な説明を正解確認ページに記載することとした。
なお、本研究において開発した、日本人英語学習者の特徴的誤りを修正するためのオンラインコンテンツは、平成22年9月頃より、http://www.fit.ac.jp/%7Eokaura/index.htmlにおいて公開ずる予定である。
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