2009 Fiscal Year Self-evaluation Report
Government Control over the Japanese American Camp Newspapers during World War II
Project/Area Number |
19720197
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
History of Europe and America
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Research Institution | Toyo University |
Principal Investigator |
MIZUNO Takeya Toyo University, 社会学部, 准教授 (90348201)
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Project Period (FY) |
2007 – 2010
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Keywords | 日系アメリカ人ジャーナリズム |
Research Abstract |
本研究の目的は、日系アメリカ人に対するアメリカ連邦政府の言論統制、とくに第2次世界大戦中に日系人が強制収容された後の「収容施設内」での言論統制の実態を明らかにすることである。 より具体的には、日系人の立ち退き・収容に直接関わったアメリカ政府機関の内部文書などを網羅的に調査し、かつ日系人存命者のインタビューも加えて、外部社会から隔離された収容施設内でいかなる新聞・雑誌等が作られ、当局がいかにそれら媒体をコントロールしようとしていたのかを、歴史実証的に明らかにする。 当初の2年間は、いくつかの未見の先行研究を集め、収容施設内の新聞・雑誌に関する既存の知見や学説のレビューを万全にすると同時に、最新の研究動向のキャッチアップをする計画であった。また、収容を受けた日系人に関わる一次史料をアメリカ西海岸の文書館等で発掘・収集し、存命している日系人へのインタビューも実施するつもりであった。 後半の2年間は、連邦政府当局の史料収集を本格化させ、随時、研究成果を論文にまとめ日米の学会(誌)で発表し、最終目標として本格的な単著を出版する計画であった。
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Research Products
(10 results)
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[Remarks] 水野剛也、「日本の戦後復興を支えた日系人ジャーナリズムシアトルの『北米報知』を中心に」、jica横浜海外移住資料館、招待講演(2009年12月20日)
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[Remarks] Masako Iino and Takeya Mizuno, "Japanese American Leadership Delegation to Japan Program: Evaluation Report, " (Japan Foundation Center for Global Partnership, March 2007)
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[Remarks] 水野剛也、書評、貴志俊彦・川島真・孫安石編、『戦争・ラジオ・記憶』(勉誠出版、2006年)、『日本歴史』第710号(2007年7月):125~127
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