Emission charge in Germany: A historical study on environmental law

2008 Fiscal Year Final Research Report

• Project/Area Number: 19730020
• Research Category: Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
• Allocation Type: Single-year Grants
• Research Field: Public law
• Research Institution: Mie University
• Principal Investigator: IWASAKI Yasuhiko Mie University, 人文学部, 准教授 (20378277)
• Project Period (FY): 2007 – 2008
• Keywords: 公法学 / 環境政策 / 環境賦課金

Research Abstract

本研究は、ドイツの環境保護法制に着目し、環境賦課金という「環境保全の新たな手法」を研究対象として、その実施に伴って生じる諸問題、特に法理論的課題について研究しようとするものである。本研究では、ドイツの排水賦課金制度について、(1)その導入の背景に「原因者負担原則」の実践および水管理法上の規制的手法の実効性の向上という意図があったことを明らかにし、その上で、(2)排水賦課金と水管理法との関係に焦点を当てることにより、(3)環境賦課金という手法の今後の方向性について展望した。