2008 Fiscal Year Annual Research Report
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19730030
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| Research Institution | Fukuoka University |
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Principal Investigator |
井上 禎男 Fukuoka University, 法学部, 准教授 (50346748)
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| Keywords | 情報 / 情報法 / 放送 / 通信 / 情報通信 / 情報通信法 / マスメディア / 放送の自由 |
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| Research Abstract |
3年間の交付の2年度目にあたる今年度(平成20年度)は、研究代表者の勤務校の異動等諸般の事情によって、昨年度(平成19年度)に引き続くフランスへの国外調査にかかる当初計画を十分に遂行できなかった。しかしながら他方で、わが国における「融合」状況の進展にともなう問題状況の深化を受け、「情報通信法」構想をめぐる動向と、とりわけ放送の「地域性」にかかる問題状況について掘り下げた研究を遂行できた。放送法制研究会での判例研究の報告(平成21年度中に成果公表)、日本民間放送連盟への調査、情報通信学会フォーラムへの参加、関西大学への調査といった必要不可欠な国内調査をも遂行し、成果として、前記観点からする単著論文1点を公表するに至った。
交付最終年度にあたる来年度(平成21年度)は、フランスの電子通信に関する独立規制監督機関ARCEPに調査研究に赴く計画である(所在地のフランス・パリに1泊で対処予定)。仮に今後、ARCEPへのアポイントが整わなかった場合には、フランスにおける国外調査を断念し、文献研究に切り替える。その場合の旅費については、必要な国内調査に切り替えた上で執行し、かつ残額を物品費に移管し執行する。さらに、来年度(平成21年度)は、本研究にかかる交付最終年度にあたるため、交付2年度間で得られた知見を整理・統合し、さらに補完を加えて、まとまった成果への足掛かりとすることも考えている。
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Research Products
(1 results)
