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2009 Fiscal Year Self-evaluation Report

Nonprofit Organizations and the Limitations of Tort Law Liability

Research Project

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Project/Area Number 19730076
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Civil law
Research InstitutionTokyo Metropolitan University

Principal Investigator

TSUTSUMI Takenori  Tokyo Metropolitan University, 社会科学研究科, 准教授 (20361454)

Project Period (FY) 2007 – 2010
Keywords法人
Research Abstract

本研究は、非営利法人、およびその関係者が負う諸々の損害賠償責任のうち、特に第三者に対する不法行為を理由とする損害賠償責任について、そのあるべき姿を探ろうとするものである。
非営利法人の関係者が負う損害賠償責任については、一般社団・財団法人法(一般社団法人及び一般財団法人に関する法律)制定の際にも若干の議論が見られたところである。しかし、最終的に成立した法律の内容は、営利法人(株式会社)における規律をほとんどそのまま模倣したに等しいものとなった。その結果、たとえば役員等について無報酬であることが少なくないなどといった非営利法人特有の事情についてはほとんど考慮がされなかったし、また、役員等以外の一般の団体構成員が負う責任等についてはほとんど考慮が払われていない。日本における過去の裁判例などを見る限り、これらの事情が何らかの形で考慮されるべきか否かという点は潜在的な問題点として存在するように思われるところであり、現行法の規律は果たして妥当なのか、改めて検討する必要があるように思われる。本研究は、このような点について、アメリカ法におけるcharitable immunityに関する議論を参照することで、一定の示唆を与えようとするものである。

  • Research Products

    (1 results)

All 2010

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] 判例批評-少年団員の不法行為と団長の損害賠償責任2010

    • Author(s)
      堤健智
    • Journal Title

      法学界雑誌 50巻2号

URL: 

Published: 2011-06-18   Modified: 2016-04-21  

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